5月8日の、「私の誕生日忘れるなんて、最低!」と、彼女は。 



 図書室日誌にお越しのみなさま、こんばんは、アシスタントの本山です。5月に入ってすっかり初夏の色合いも濃くなり、大学構内でも半袖姿の人もチラホラと見受けられるようになりました。そろそろ夏物の服を出して来なくてはいけないかも知れません。


 さて、今回は私が図書室日誌を更新するのですが、本来ココを更新するはずの管理人さんは、さっきから地べたに正座して深く頭を垂れています。180センチ近くある管理人さんの身体が、縮んでしまっています。そうさせた原因は「アレ」に他なりません。ここはひとつ、ガツンと言ってあげないと行けません。


「管理人さん……じゃなかった、被告人、名前は?」

「……佐伯です」

「貴方は小説サイト『月明かりの下で』並びにその1コンテンツ『図書室日誌』の管理人である、その事に間違いないですね?」

「……はい、間違い在りません」

「えー、貴方は5月4日の午後、友人の車で故郷に帰省、そのまま5月6日の夜にこちらへ戻るまで『図書室日誌』の更新も忘れて実家生活を満喫していたようですが、5月5日が何の日かご存じですか?」

「……『月明かりの下で』開設記念日です」

「その事を思い出したのはいつ頃ですか?」

「……ラディック様と希凜様のコメントを見てからです」

「完全にその事を忘れていた、と」

「……はい、申し訳ないです」

「裁判長、このように被告人は深く反省しておりますし、情状酌量の余地も十分にあると考えます」

「異議あり!」

「……あ、一人で何役もやるんだね、本山さん」

「被告人は静粛に」

「あ、ごめんなさい……」

「裁判長、被告人は昨年も同様に自らが開設した『月明かりの下で』の開設記念日を忘れております!」

「なに、それは本当かね被告人?」

「……はい、去年も希凜様のコメントで気付きました」

「そのときに反省して次回は忘れないように、とは思わなかったんですか?」

「いや、反省したんですけど、その……」

「その?」

「ついうっかり」

「裁判長! お聞きになられましたか? このように管理……被告人に公正の余地はありません。極刑は免れないと思います」

「極刑!? ちょっと本山さん、勘弁し――」

「今は検事です。間違えないで下さいっ」

「……すみません」

「いいですか。自分のサイトの誕生日を忘れるなんて、ただでさえとんでもないことなのに、それを2回も続けてですよ? 管理人さんの管理責任能力を問われますよ、もぅ」

「あれ、もう検事ごっこはやめたんだ……」

「とーにーかーくー、もうちょっと管理人さんとしての自覚を持って下さいよ、いいですね?」

「……はい、本気でごめんなさい」

「もう忘れないで下さいね。次忘れたら、どうなるか分かってますよね?」

「……どうなるの?」

「聞きたいですか?」

「……いえ、結構です」


 それを聞いた管理人さんは、青ざめた顔で携帯の予定表で来年の5月5日にチェックを入れてました。これで、次は無いことを祈りましょう。来年こそは、普通にお祝いの言葉を貰いたい物です。

 さてさて、なんだかごたごたしてしまいましたが「月明かりの下で」もめでたく3周年を迎えることが出来ました。私がヒロインとして最初の小説に登場しでもう丸3年、そう考えると感慨深いものがあります。管理人さんが毎回口癖のように言ってますが、これもひとえにサイトを訪れて下さるみなさまのおかげです。本当に、本当にありがとうございます。最近はこっちのブログの方がメインっぽくなってしまっていますが、本家サイトの方にはブログに載せていない小説等もありますので、よろしければ是非そちらの方にも足をお運び下さい。

 では、次は4周年を目指せるよう、頼りない管理人さん共々頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

 それでは、本山でした。


「と、いう設定で佐伯が書いた、と……」

「静粛に!!」


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コメント

>ラディック様

ああ、素直にありがとうございます。ラディック様を初めとした、こんないい加減なサイトへ足を運んで下さる方々のおかげでココまでこれました。

よしっ、来年こそはっ!

気付いてなかったようなのでこないだ書かなかった言葉です!


3周年おめでとうございます(。・ω・ノノ゛

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